私は時々用事もないのに、自宅近くの駅にボ〜ッと立っている。
目的はその駅のトイレをのぞくこと。
一応、男女別となっているものの、入り口は共通で侵入は容易。
ただし個室は１個しかないので、あとをつけて入る形になる。
田舎の駅でお世辞にもキレイとはいえないので、利用者は少ない。
だからまったくの空振りの日もある。
まぁ、見つかるよりは何もないほうがまだマシなのでいいとは思っているが・・・。
で、本題です。
いつものように待っているところに、電車が滑り込みました。
この方向はどちらかというとこの時間帯は利用者が少ないほう。
期待せずに待っていると、２２〜３くらいの派手目の格好のオネェちゃんが改札の駅員に声をかけてきました。
「すいませ〜ん、お手洗いありますか？」どうやら電車に乗っている途中で催してきて、あわててこの駅で降りてきたようだ。
田舎の駅なので、ホームにトイレはなくトイレを使うには改札を出ないといけません。
駅員は外にあるトイレを教えたので場所を知っている私は悠々と後をつけることにした。
オネェちゃんはトイレに向かって階段を下りたのだが、そっちは逆方向。
教えてあげたいのだが、そこはじっとガマンの子。
下まで降りて、ようやく反対方向にあるトイレに気づき、走っていった。
私は、気づかれないように正しい階段をそ〜っと降りて行き、トイレのドアが閉まる音を確認し、目的の個室へダッシュ。
オネェちゃんは切羽詰っているはずなので、速攻のぞいても大丈夫。
下の隙間からのぞくこととする。
まずは｢ハァ〜｣と大きなため息。
どうやら、間に合ったようです。
そして、音消しもせずにジョロジョロと放尿を始めました。
かなり溜まっていたと見えてかなり長い時間放尿が続きました。
ただ溜まっていたわりには勢いが弱く、これは膀胱炎になってしまったかもしれません。
ようやく放尿を終え、彼女はトイレを後にしました。
残念だったのは、彼女がＧパン履きで腰の位置が高かったのか、オシッコしか見えなかったことです。
いろいろと考えさせられました。
なぜなら、ひとつ前の駅は地元では比較的大きく改札を通らずにトイレに行けます。
なぜ彼女はそこで降りずに恥を忍んでこんな田舎の汚い駅のトイレを使うことにしたのか？デート中で彼の前ではトイレに行けず、彼が前の大きな駅で降りた後トイレに行くことにしたのか?今日は予想以上に寒かったので、降りるまで大丈夫だろうと思ったのが見込み違いだったのか？乗った車両にトイレがないことに気づかなかったか?（うちのあたりは、トイレがついている車両とない車両があります）いずれにしても、こんな田舎の駅で途中下車せざるを得なかったほど切羽詰っていたのは間違いありません。
放尿シーンはよく見えなかったけど、貴重な体験でした。